泰夫の短歌集 短歌集(見知らぬ人・道往き・ことば) 康夫の短歌集(見知らぬ人・道往き・ことば)見知らぬ人信号のボタンを押してくれし子に我が頬笑めば頬笑みくれぬ編物の合間にチョコレートをひとつずつ食ぶる少女の瞳にあいぬ麻痺われを見る人のあるを話しつつ妹夫婦と街を歩めり「かわいそうな人よ」と我を... 泰夫の短歌集
泰夫の短歌集 短歌集(家族・幼子・両親) 康夫の短歌集(家族・幼子・両親)家族嫁ぎたる妹の誕生日の迫りしを帰国せし弟が夕餉に言いぬらせん柔らかき螺旋を描く味噌汁の湯気を見ており話途切れて断酒会に入りたる父はカレンダーに飲まざりし日を丸に囲めり母の手術の後の連絡来ぬ家に叔父と呑みつぐ... 泰夫の短歌集